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THEウトヤ島、7月22日

小原 一哲


2011年7月22日にノルウェーの首都オスロとウトヤ島と言うノルウェー領の島でテロがあったのをご存知ですか?

2011年と言うと東日本大震災で日本が未曾有の惨事に見舞われました。

このテロで77人の命が奪われました
特にウトヤ島では夏休みで来ていた労働青年党の学生69人が銃殺されたテロです。

犯人は警察の格好をしていて逃げ惑う学生を次々と銃殺したそうです。

そんな事件を元に作られたこちらの映画「ウトヤ島、7月22日」
2年ほど前に日本で公開されました
ずっと見たかった映画!

生存者の証言を元に架空の姉妹を主人公とした精神的に追い詰められる96分!
ワンカット(最初から最後まで区切りなしの撮影方法)で自分もウトヤ島の惨事に巻き込まれているかのような緊迫感!

犯人の姿は見えず徐々に追い詰められていく緊張感が恐ろしくリアルです
特に銃弾を浴びた女学生が段々と衰弱して死ぬシーンが圧巻のリアリティです

そして実際に事件で使われた銃弾540発もきっちり映画でも540発
なので作中は絶えず銃声が聞こえており、大きくなったら犯人が近くにいる恐怖が味わえます

そして最後は衝撃のラスト‥
グロテスクなシーンはほぼないですが
姿が見えない恐怖とリアリティは必見です!

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