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ザ 新年1発目の鬱映画

小原 一哲

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あけましておめでとうございます。
2021年もよろしくお願い致します。

コロナ禍の正月はいかがでしたでしょうか?
私は少しだけ実家に顔出したり、お世話になった古着屋さんなどの挨拶周りの他には引きこもって映画やら小説やらを楽しんでました。

新年1発目のブログは趣味である鬱映画です。

僕は今までこういう映画はジェットコースターだと思ってました。
希望という光がちらつく頂点に向かい、絶望に叩き落とされる
この落差こそが鬱映画の真骨頂だと思っていました。

しかし
今回の「岬の兄妹」
一年ほど前にひっそりと公開されていた映画なんですが、予定が合わず見に行けなかったやつです!
これがアマゾンプライムにUPされてました!

1時間半と短いですが
鬱屈とした真っ暗なトンネルを少しずつ下っている様な感覚
いい事はひとつもなく、ただ絶望と追い詰められていく2人の兄妹が痛ましい映画です。

今まで見た映画のベストスリーに入る鬱映画です。
SFやダークファンタジーも素敵ですがそこに横たわる現実の恐ろしさや、やりきれなさをリアルに描いております。

趣味が合いそうな方はぜひご覧下さい!

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