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THE 仄暗い水の底から

小原 一哲

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「リング」「呪怨」「着信アリ」に並ぶ2000年代初頭のジャパニーズホラーの金字塔「仄暗い水の底から」

最近は名作ジャパニーズホラーをよく見ます

最後に見たのは確か小学生

母子2人で陰気くさい団地に引っ越すとこから始まります
母は離婚調停中で親権を争う身
そこに得体の知れない何が忍び寄る気配の恐怖

上の階の女の子が行方不明になってるみたいです
何度捨てても現れるその子の物と思われる赤いバック
頼れる人がいない母は段々疑心暗鬼になっていく

人の心の孤独さと亡霊の怖さを上手く描いた一作です!

ホラー映画ですがやはり人が怖い

小学生の時はただ怖い展開にビクビクして、トラウマシーンが脳に焼き付いてますが‥
大人になってみると
子を思う母の心情
頼る人がいない孤独さ
残された子供の寂しさ
何故母はその選択をしたのか

切ないながらもゾッとする最後の展開
子供の頃よりずいぶん印象が変わる映画でした!

まだまだ暑い日が続きます
ホラー映画でゾッとするのもオススメです

ホラーじゃなくとも
昔見た映画を見返すと新たな発見があるかも知れませんよ

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