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ザ アベフトシ!

小原 一哲

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音楽を好きになる時、
男性はメロディで
女性は歌詞に共感して
好きになるそうです。

ちなみに私はそのどちらもです。
歌詞の言い回しやメロディラインで好きになります。

日本のロックシーンを語る上で外せないバンド「ミッシェルガンエレファント 」
そのバンドに鬼と呼ばれるギタリストがおりました
その名も「アベフトシ」
ほとんど喋らず、仁王立ちでギターをかき鳴らす姿はまさに鬼

彼のギタープレーの特徴はカッティング
ダッダッダと短い区切りでギターを鳴らすテクニックです。
それがむちゃくちゃ早くて正確
マシンガンカッティングと呼ばれてました。

残念ながら2003年にバンドは解散
アベフトシも2009年に他界してます。
2度と生では見られない。

ボーカリストに惹かれる私ですが(このバンドのチバさんというハスキーボイスのボーカリストもかっこいい!)
初めてギタリスト単体で惹かれたのはアベフトシだけです。

ボーカルとリズム隊(ギター、ベース、ドラム)
三位一体でメロディがかっこいいと思ったことはあります。
ですが、ギタープレーでトリハダが立ったのはアベフトシだけ

写真はアベフトシの追悼ムック本
10年くらい前に発売されて偶然見つけて思わず買いました!

正直私は聴く方が多いので
ギターの知識は全くない
このムック本はインタビューや写真が多いのですがほとんどがマニアックなギターの話、アンプの話、バンドスコアの話
全く訳が分かりませんが、ページをめぐるたびドキドキします。
いつになっても胸のドキドキが1番素晴らしいと思います。

吉川晃司のステージに誘われて「なんでアイドルなんかの後ろでギター弾かなきゃならねぇんだ」と吐き捨て殴り合いのケンカをしたりします。
クールで大人しそうに見えてロックソウルはしっかりしてます。

YouTubeに当時のライブ映像がたくさんあります。
アベフトシのマシンガンカッティングが特に聞けるのは「スイミングラジオ」と「シャンデリア」のに曲です。
トリハダが立つほどかっこいいので気になる方はぜひ見てみて下さい。

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