へいわ!
「昔一緒に住んでいた人が、
自分とは違う考えを持ったグループに入るそうで、
とても都合が悪い。
そのまま放っておくわけにはいかないので
家族や友人に頼んで、彼を殴りに行ってもらった。
あまり気が乗らないようだったが、
頬を叩き、士気を高めてやった。
彼とは昔、もしもいさかいが起きても、
決して暴力を振るわない、と約束したが、
もう昔の話だし、許せないから無視した。
殴りに行ってくれた家族や友人も何人か殴られたが、
相手にも怪我をさせることができたのでよかった。
多少の犠牲はやむを得ない。
しかし、いつもお金や食べ物などを分け合い、
仲良くしていた他の知り合いやご近所さんがそれを聞くと、
そんなことをするなら
お金も食べ物も分けてあげない、と言う。
間違ってる。
そんなことは許せない。
私はさらに多くの友人や家族を集め、
ナイフや銃、そしてマッチとガソリンをもたせ、
彼の家族や友人を殺し、
住んでいる家を燃やす準備をした。
そしてもし他の奴らが私に殴りかかってくるようなら、
彼らのことも殺すし、家も燃やす。
私には、大義があるからだ。
それこそが、正義だからだ。」
これが間違っていると誰でもわかるのに
それでも戦争はなくならない
何があっても許してはいけない
ウクライナの方も、ロシアの方も
誰一人として死んでいい人はいない