Home > へいわ!


Blog

へいわ!

小森田 貴士

IMG_6266.jpg

「昔一緒に住んでいた人が、
自分とは違う考えを持ったグループに入るそうで、
とても都合が悪い。

そのまま放っておくわけにはいかないので
家族や友人に頼んで、彼を殴りに行ってもらった。
あまり気が乗らないようだったが、
頬を叩き、士気を高めてやった。

彼とは昔、もしもいさかいが起きても、
決して暴力を振るわない、と約束したが、
もう昔の話だし、許せないから無視した。

殴りに行ってくれた家族や友人も何人か殴られたが、
相手にも怪我をさせることができたのでよかった。
多少の犠牲はやむを得ない。

しかし、いつもお金や食べ物などを分け合い、
仲良くしていた他の知り合いやご近所さんがそれを聞くと、
そんなことをするなら
お金も食べ物も分けてあげない、と言う。

間違ってる。
そんなことは許せない。

私はさらに多くの友人や家族を集め、
ナイフや銃、そしてマッチとガソリンをもたせ、
彼の家族や友人を殺し、
住んでいる家を燃やす準備をした。

そしてもし他の奴らが私に殴りかかってくるようなら、
彼らのことも殺すし、家も燃やす。

私には、大義があるからだ。
それこそが、正義だからだ。」

これが間違っていると誰でもわかるのに
それでも戦争はなくならない
何があっても許してはいけない

ウクライナの方も、ロシアの方も
誰一人として死んでいい人はいない

Go to Top