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THEE 大と小のアクリル板

小原 一哲

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大須のよく行く雑貨屋さん
マスターが元々シルバーアクセの売人
日本にボディピアスを初めて持ち込んだ人で
よくそこの店内でピアスをあけてもらいます
本当は非合法なのでマネしないように

さて
そこで今子供達に人気な「地球グミ」
大量にありました。
10個程格安で売ってもらい
よく遊んでもらう先輩達のお子様にあげました
とても喜んでくれたみたいで何よりです。

子供の人気って不思議ですね
何故こんな物が?
という塩梅です

そこで大人と子供の境界線を考えました
そもそも自分達が小さい頃に流行った物
きっと親世代は理解出来なかったと思います
それが周り回って今が親世代
歴史は繰り返すんですね

私の考えでは
「大人になりたがるのが子供」で
「子供に戻りたいのが大人」と定義します
年齢など関係ありません
それは誰かが勝手に作った線引きです

いつまで経っても子供みたいな人はいるし
中身が大人な人もいる
きっとそんな感じ
皆さんはどうですか?
私は多分子供
遊んでもらってるし‥

コペルニクスという哲学者の思想に
「コペルニクス転回」という物があります。

簡単に言えば
人間が物質を認識するのではなく
物質が人間に合わせて存在している
という考え方です。

一見難しそうですが
例えば犬
犬は生まれながら犬
むしろ犬は自分の事犬なんて思いません
犬を見て「犬」と「定義」するのは
人間側の思考の方なんですね

我々は目に映る物に対して勝手に名前をつけて、
認識してわかりやすくしているに過ぎない
赤いリンゴを見て
宇宙人や時間軸の違う人が見て
果たして「赤いリンゴ」と認識するでしょうか?

これにならい
私なりの大人と子供の定義
更には目に見えないもの
善と悪
感動と感傷
愛と憎悪など
実はこれもある一定の事柄に対して
人間が勝手に名付けて認識してるだけ
と考えます。

愛がなければ憎まない
好きの反対は無関心です
感動作と名高い「タイタニック」
私には不条理映画に見えました。
大きな感動の前に大きな絶望がいる
ジェットコースターのように
落差が大きいほど効果は大きい
だから最近のジャニーズや若手女優の映画は
どっちかが死ぬ事により感動が生まれるのです

事柄に対して心が動く
それを感動とするか感傷とするか
一見真逆の心の動きも
誰かがそうやってカテゴリーしたものなのです

ブルーハーツ の情熱の薔薇
「見てきた事や聞いた事、今まで覚えた全部
デタラメだったらおもしろい
そんな気持ちわかるでしょう?」
14歳の僕には痛いほどわかりました

自分が生きていた世界がひっくり返る
持っていた宝物がゴミな変わるあの瞬間 たまらなくゾクゾクして気持ちいいです

そんな気持ちわかるでしょう?

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