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天国列車

小原 一哲

ああ、そうか

なるほど命はもう、

くっついたり、離れたり

あれから一回りしたのか

もうなのか、まだなのか

そんなことはどうでもいいんだけど

朝早く熱いお茶を淹れたよ

どんどん温度が奪われてくだけだけど

産まれる前に戻るだけさ

何も持ってけない、残せない

左腕の1番最初に刻んでるよ

右腕にはあの娘と君

もう1人はもう少し待ってくれたら

デザインが上がってこないんだ

ここは不良の溜まり場

でもこんな日にはミツバチしかいないな

きっとシンナーでも吸ってんだろ

ここは天国

クローバーたくさんあるよ

花はそんなに無いけどな

きっと天国はこんなとこだと思うし

きっと天国は真っ暗だと思うし

きっと世界が終わる日はこんな日だろ

よく晴れてて気分が良くて

次の瞬間

バイバイ

I LOVE YOU BABY!


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