白で穢せ

昼頃には砂漠に多分いたんだと思う
豚毛と水で白を削ぎ落とせ
北から将軍が来るとかなんとか
お先真っ暗なここを真っ白に潰してくれよ
平等みたいに見えるけど公平はないんだ
夢の根っこを取られ続けては
わずかに残った美しくさで
血まみれで駆け抜けてゆけ
借りてるループ、その数34
ボロボロのまま突き返してやるよ
深く落ちて行く瞬間に息が詰まる
天井から2時間だけ吐き出される優しさのせい
ちよちからはヨーグルトが聞こえる
そいつを笑いながらぶちまけたら
もうすでにミッドナイト
弾き出された奴らが
弾き出されてない奴をぶちのめせるのは唯一
絞り出したセンスのカスだけ
そんな事を叩き起こされ
ガーゼを渡しながら考えてる
フワフワしながら
未来で喉を圧迫されながら
白く潰してくれるはずだった昨日を
期待はずれだとワクワクして
光っているカーテンを開けてみる
バイバイ
