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FOR ROCK’N ROLL JUNKIES

小原 一哲

I LOVE PUNK ROCK!

僕の愛してやまないパンクロック

今日はそのお話をしよう

パンクってのは

1975年ごろにアメリカで生まれ

1977年ごろにイギリスで華開く

1979年ごろに終焉を迎えるんだけど

わずか4年でとんでもない遺産を残した

考えてみてほしい

浮世離れした人をパンクだねぇって言うし

流行ってるスパイキーショートもそう

トゲトゲの革ジャンとモヒカンのイメージも

まあモヒカンはリバイバルパンク

80年代ごろの復活したパンクで

ハードコアパンクって言ってもっと過激

そっちは全然好きじゃないんだけど

初期のパンクって意外と地味なのよ

70年代のパンクって

それまで流行ってた

ハードロックとかプログレッシブロック

所謂高度な演奏、高価な機械、潤沢な資金

商業的になっていくロックンロールや

サイケデリックやヒッピー文化に対して

NO!を突きつけて

ハードロック以前の50年代のロックンロール

そこに純粋に接近していったジャンル

パンクスの特徴は長い物が嫌い

ロン毛とか長いものに巻かれろ的な考え

なんでパンクがここまで成長したかと言うと

1 演奏が下手くそ

2 全て自分でやるDIYスピリッツ

シンプルなコード進行と短い曲

だから初めてパンクのライブ見た連中も

「自分でもできるじゃん!」

この敷居の低さ

歌のうまさもいらない

そんな初期衝動

蹂躙され続けた労働階級の音楽

所謂負け組の奴らが

上の奴らに中指を立てた音楽

アメリカで有名なのは

ラモーンズ

ニューヨークドールズ

リチャードヘル&ヴォイトイズ

イギリスで有名なのは

セックスピストルズ

ザ クラッシュ

ザ ダムド

どっちかと言えばイギリスの方が有名だけど

この三大パンクバンドにも特徴がありまして

セックスピストルズ

パンクと言えば!このバンド

ザ クラッシュ

政権批判が強い硬派なバンド

ザ ダムド

政治色弱め、めちゃ早い

この中だとダムドが1番好き

ここのパンクムーブメントに至るまで

そしてパンクが死んだ後どうなったか

それはまた別の機会に

パンクって反体制とか反権力とか

偉そうな事言ってるけどさ

違うんだよ

パンクっつうのは永遠のイヤイヤ期

とにかく目に映る全てのものが気に入らない

それを原動力にずっとやってきた

2歳児って自分と他人が区別できるようになり

とりあえずNO!って言ってる

他人に決めてもらうのが嫌なのさ

パンクもそんな感じ

全部自分でやる

そして僕もずっとそう

これを機に聴いてみて下さい

きっとひた隠しにしている暴力性が

人間なら誰しもある暴力性が

えぐり出てくると思う

その取り繕わない姿勢こそ

本来の人間の姿と思うから

しばらくは音楽のブログにしようかな

家と職場の往復だけだから

特にネタがあるわけじゃないし

バイバイ

I LOVE YOU BABY!


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