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FOR ROCK’NROLL JUNKIES

小原 一哲

パンクのドキュメンタリー映画

1977年にセックスピストルズがデビューして

翌年あたりのニューヨークツアーのやつ

このツアーの途中で

ベーシストのシドヴィシャスが

恋人のナンシースパンゲンを刺し殺して

釈放された後にオーバードーズで

彼も死んじゃうんだけどさ

この映画はどっちかというと歴史映画かな

パンクが流行したイギリスの時代背景って

第二次世界大戦後の賠償金問題で

イギリスは破綻寸前なのよ

失業率も高くて

治安もすごく悪いし

まともにつける仕事なんか日雇いくらい

そんな国にいる若者が

未来に希望なんて見出せるわけなくて

目先の刺激的な事に

一瞬でも偽物でもいい快楽にしがみつく

それしかなかったんだ

まるで今の日本みたいだな

笑っちゃうよ

結局パンクムーブメントってのは

マルコムマクラーレンっていう

セックスピストルズのプロデューサー

この1人の男の手のひらで

世界中が踊らされてただけなんだ

笑っちゃうよ

でもさ

人生ってのもそんなもんだと思うよ

誰が作った訳のわからない制度とか

ありもしない普通を強要されてさ

一緒一緒、パンクも人生も

でもパンクってのは教養がないと

古くはルネッサンスの芸術や

映画や文学

そんな物も混じっているからね

1977年あたりの当時のイギリス

イギリスってのはほぼ曇り空で

写ってる街もそんな時代だから

すごく退廃的で暗いのさ

この映画にはセックスピストルズに

触発された所謂第二世代パンクス

ニューヨークはデッドボーイズ

ロンドンはジェネレーションX

後のoi!パンクを背負って立つシャム69

そんな奴らもちょこちょこ出てくるんだけど

どうしても、どうしても

X RAY SPEXだけは好きになれない

女性がボーカルなんだけど

女性シンガーが嫌いなわけじゃないけど

パティスミスとかは好きだけど

ボーカルのポリーの声が

甲高すぎてとても不愉快なんだ

好きな人はごめん

サックスはカッコいいと思うよ

歴史の勉強に見てみるといいよ

バイバイ

I LOVE YOU BABY!


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