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あくむ!

小森田 貴士

人間は、寝ている間に様々な記憶を
脳に定着させている、と言われています。

そのため脳は、寝ている間に見る幻、
いわゆる「夢」についての記憶を
目が覚めた後には忘れてしまうように
出来ているそうです。

ですが中には、
それでも夢を憶えている、という人もいます。
そう、かく云う私もその一人。

そしてその夢の中には、
何故だか何度も繰り返し見る夢があります。

その中のひとつをご紹介しましょう。

この写真、
ごらんになったことがある方も多いでしょう。

これは視力検査などに使われる機械、
「オートレフラクトメータ」を
覗いた時に見える画像です。
(ちなみにその多くは、愛知県の企業が生産しているそう)

この気球の見える一本道の夢を
僕は繰り返し見るのです。

広がる荒野にただひたすらに真っ直ぐな道。

道の先には、浮かんでいるでも、
着地しているでも無いような、
微妙な位置の異様に大きな気球。

そして道の右車線には一台の車。
この車の大きさと、気球までの距離を考えると
気球がどれくらい巨大なのか
想像もつきません。

他にも気になる事はたくさんあるのですが、
僕の見る夢の中で
僕はこの道を気球に向かって急いでいます。

脚はもつれ、つまづき、
まるで水中のように、思うように前に進まない。

道の車はこちらを向いているように見えたり、
向こうを向いているように見えたり。

気球は少し浮かび始めたように見えたり、
全く動いていないように見えたり。

そして僕はただまっすぐに気球を見つめて
息も絶え絶え走っているのですが、

走っている理由が全くわからないのです。

ただ、謎の焦燥感に駆られて
気球を追いかけている。

それも強烈な焦燥感。

止まったら命に関わるかのような…

そして両脇から、何か気配を感じるのですが
この画像のように何故か前しか見えないのです。

横は見えない、というより
むしろ怖くて見ないようにしているような感覚。

それを何時間も続けているような、そんな夢。

起きた時はぐったりしています。笑

ですが不思議なことにこの夢を見ている時、

ああ、これはまたあの夢だ。

と、気付いているのです。

そしてこの夢を見た後、
大なり小なり、何か良いことが起こります。

どうですか?
めちゃくちゃ不思議ですよね…?

そして怖い…笑

この後いつもいいことが起こるならば
歓迎してあげたい気もしますが、
何しろ怖い。

悪夢以外の何者でも無いんです。笑

見たくないけど見たい…複雑です…..。

みなさんは、夢を憶えていますか?

(オチも何もないのに長々とすみませんw
精神は病んでいません。笑)

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