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THE 23年前の名作じゃない方

小原 一哲

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1998年公開の「リング」シリーズを曇天の不気味な雰囲気がある休日に見ました!
「リング」と言えばジャパニーズホラーの金字塔であり不朽の名作です!
現在のジャパニーズホラーの原点にして頂点、海外でもリメイクされる程の人気作
ホラー=怖いを生み出した作品です!

さてざっとリングのあらすじは‥
呪いのビデオを見たら1週間以内に死ぬ
助かる方法はダビングして他人に見せる
です!

しかし!
意外にも私の永遠のホラーヒロイン「貞子」はラスト5分くらいしか出てこないのです
呪いを解くのに奮闘する人間と徐々に追い詰められてく精神
実は幽霊映画でなく、ヒトコワ(人間が怖い)映画だと思います!

主人公の息子が呪いのビデオを見てしまい、元旦那も呪い殺され
犠牲として選んだのは主人公の父
ラストがこんな感じでゾッとさせてくれます!

写真は2作目の「らせん」
正直リングよりもヒトコワ
私の好みの絶望のラストです!

リングは見たけどらせんは‥
結構多いと思いますが‥ぜひ見ていただきたい!

貞子の呪いに対して科学的な視点で切り込んでいく作品です!
怖いより終始不気味
そして真田広之がカッコいい‥男前‥

ある方法を使って主人公は自分の子供を蘇らすのですが
真田広之に「お前の子供は蘇らせないのか?」と問うた時に
「この世に蘇らせるなんて残酷な事は俺にはできない」
最後の一言に絶望に叩き落とされます

人間心理をうまくついたホラー映画「リング」シリーズ
小説だと更に続編が出ていて小説も買ってみようと思います!

「らせん」は「リング」よりびっくり要素もホラー要素も少ないので苦手な方は見やすいかと‥
冒頭が少しグロいので耐性がある方はぜひ見て下さい!

人間の狂気が1番怖いのを実感できます!

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