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ザ スピッツはパンクバンドだ!

小原 一哲

高校生からひっそりと大好きなアーティスト「スピッツ」
優しいメロディとボーカルの草野マサムネさんのハイトーンボイスで優しい気持ちになれるアーティスト‥‥な訳ない!
メロディと歌声は確かに優しいですが、歌詞をじっくり聞くとゾッとするようなそれでいてかなり独特な世界観を持ってるバンドだと気づかされます。

こちらの「ビー玉」という曲
スピッツの記念すべきファーストアルバム「スピッツ」のカップリングの曲です
1991年発売のこのアルバムシングルカットの曲には「夏の魔物」や「ヒバリのこころ」などファーストとは思えない完成度
スピッツ初期の音楽ですね!

そして問題の三曲目の「ビー玉」
メロディはゆーるいゆーるいアコースティックギターサウンドでほんわかしますが、歌詞がかなりえぐめです。

どうせパチンとひび割れて
みんな夢のように消え去って
ずっと深い闇が広がっていくんだよ

どうですか!
明らかに死を指してるフレーズ
ゾッとしますが私の好きな感じ、マサムネさんの世界観が炸裂です!
草野マサムネさんが曲を作るテーマはたった2つだそうです

セ○クスと死

ただこの2つ
ならばこの歌詞も納得です

他にも王道ラブソングなのにみんな死体役のPVやヤバめの恋愛感を歌った曲もあります

マサムネさんは変態‥
でも変態って天才の事
愛と憎しみは同じ物
平和は犠牲の上にしか成り立たないと私は思います。

いつ聴いてもスピッツは素晴らしい!大好き!
今はサブスクやYouTubeなどで手軽に聴けるのでぜひ「ビー玉」並びにスピッツの曲を歌詞に注目して聴いてみて下さい!
きっと何が変わります。

このアルバムの歌詞カードも通常とは逆の右開きがひねくれててなんか好きです。
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