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パブロックと言う言葉をご存知でしょうか？
日本ではあまり聞きなれないパブ
いわゆるパブ＝居酒屋

英国だと居酒屋にステージがある事が多く
お酒を飲みながらバンドの演奏を聴いて楽しみます。
そしてパブロック
1976年からイギリスで巻き起こるパンクロックムーブメントの土台とも言えるこのジャンル

60年代にロックが誕生して、より技術的に商業的になっていきました
そんなロックに反発して生まれたのがパブロック
またステージに立てない無名のミュージシャン達のステージでもありました

そんな中
パブロック代表格とも言えるのが
中央のアルバム「ザ   パイレーツ」
左右のアルバム「ドクターフィールグッド」です
「ザ   パイレーツ」が先輩
「ドクターフィールグッド」が後輩

「ザ   パイレーツ」だっちゅーの事ではありません
かなり歴史が古く40年代から「ジョニーキッド&ザ   パイレーツ」の名義で活動してました
あのビートルズよりも先にロックンロールをやっていたバンド

ではなぜ？
世界的にあまり知られてないのか
まずはルックス
アイドルみたいなビートルズは違い、おっさん‥
みんな20代なのにおっさん‥地味なおっさん
後ジョニーキッドがわずか30歳で事故死してしまいまして解散を余儀なくされたのでした

この両バンドの何が凄いのか
ギタリストです
「ザ  パイレーツ」のミック　グリーン
「ドクターフィールグッド」のウィルコ　ジョンソン
2人のカミソリの様なカッティング技術がマシンガンのごとくぶっ放されます
ただ、ただカッコいい‥
それだけです
英語なんて何言ってるか分かんないけど、ギタープレイに痺れます

そして2人のロックンロールスピリットは時と場所を超えて日本のバンド「ミッシェル　ガン　エレファント」のアベフトシに受け継がれます
アベフトシにぶち抜かれた私は彼が影響を受けた音楽も聞いてみたいと思い今回聞きました
ミッシェルかそれ以上の
アベフトシが敬愛していた音楽がそこにあります

「これ！これなんです！これこそがロックンロール
これがわからなけりゃ、あっちへ行ってくれ
耳から脳みそに張り付くギターの音
これこそがロックンロール」　アベフトシ
彼の言葉通りのロックンロールがここにあります

この両バンド
スタジオアルバムよりライブアルバムの方がめちゃくちゃカッコいい
ミッシェルが好きなら絶対好きな
ミッシェルの源流となったアルバムは必聴です！