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iPhone14pro maxを購入した。
価格を見て驚いた。
これなら高級ブランドのブーツでも買いたかった。
しかし今や全ての不便を解消しようとしている
スマートフォンの存在価値は
その価格を上回っているのかもしれない。

iPhoneを使うようになって、14年目になった。

初めはそんなもの必要ないと思っていたスマートフォンも
今ではもはや身体の一部のようになっている。

しかしスマートフォンを使うようになってから
確実に記憶力が落ちた気がする。

何か疑問に思っても、すぐにスマートフォンで検索でき、
一瞬で答えにワープできるからだ。
情報は本来であれば脳にインプットする必要があるが、
スマートフォンを持つことでその必要がなくなったのだ。

いわばスマートフォンは第二の脳、
外付けハードドライブのような存在なのだ。
そしてそこには情報の源流である
インターネットの存在が不可欠だ。

つまり人間そのものが今やオンラインでしか機能しない
なんとも不自由な生物に成り下がってしまった、
ということなのではないだろうか。

だがそこに能動的な意志を持ち、
その行動に人間側の意識があれば、
スマートフォンは便利な道具以上にはなり得ない。

メディアは利用すべきものであり、
決して利用されてはならないのだ。

それを忘れなければ、記憶力の低下を始めとする弊害も
未然に防ぐことが出来るだろう。

そして、えーっと、
なんだっけ。

え！？iPhone23万！？
たっっっっか！！！！！！！