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THEE 29人の偉人でロンドンとアメリカを

小原 一哲

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あたたかいオレンジ色の12月は冬

動物の死骸の皮を被って暮らしている

去年のは割れたガラスがキラキラ輝いてたし

どっちを向いても鈍色の鉄線で動かない

ロンドンは相変わらず飾らず動いてて

土とガソリンの匂いがしそうなのはアメリカ

後ろに1本ずつ回り込むようにベルトがいて

太々しく前に横たわったりしてる

ツヤを消した銀色の質感が

とっても新鮮に感じて

水牛に袖を通した時のことを思い出す

やたらとサバンナあたりの固さを映し出す

土埃が似合うのは黒と金が映えるから

決してキレイなわけじゃないけど

真鍮のちょっとだけ不貞腐れた光が

グレープフルーツムーンの様に

深夜3時くらいに顔を出す

腕を広げるのか

はたまた

前傾姿勢なのか

どちらにも共通するのは前振りの袖

50年も前のスターが乱暴にした象徴

不良と反逆、大人になれずの制服

しなやかな鎧

去勢されたメスのは柔らかくて光る

生後2年以上の毛むくじゃらは薄くて軽い

たったなのか、そんなになのか

偉人が29人いたらいいのに

偉そうな講釈を垂れて

偉そうな顔をしたオールバックは

もうすぐ変わって懐かしさに埋もれる

茶色が1番価値が高くて

みんなが愛してるし、欲しがるし

多くは欲しくないけど

欲しい時に欲しいんだけど、そんときはない

↓翻訳

あーー!もうやんなっちゃう!

ノストラダムスから25年くらい経つけど

世界は全然滅びないし

なんか商店街は外人に媚びて免税店ばっかだし

バブルは弾けて小さくなる一方だし

クソッタレな世界だと思ってたら

幸せな事がそこらじゅうに落ちてるし

この後に及んで革ジャンが欲しいんです!

革ジャンの事は話すとめっちゃ長くなるけど

アメリカタイプとロンドンタイプのやつ

どっちも1着づつ最高のやつがあるんだけど

もう1着づつ欲しい

気づけばずっとそのサイトとか見てるし

パッと見た時のスパークと言ったらもう!

かっこいいのなんのって!

そして2着で約30万円

微妙に買えちゃいそう

サンローランみたいに50万越えしてくれたら

さっぱり諦められるのに

まあ心にあたためておいて

とにかく今年もお世話になりました!

運と人間には恵まれてる私

下らないブログを楽しみに読んで下って

本当にありがとうございます

100人がクソだと言っても

1人が心待ちにしていたら

ずっと書き続けます

来てくださる方も来なくなった方も

いつまでもお待ちしております

いっそのことこのブログが書籍化されて

印税で30万円だけもらったら

版権を誰かに譲れたらいいのに

そんなこんなで2024年も

カッコよく、かわいくカットするし

エキセントリックなカラーもするし

気分が上がるパーマもかけるし

シャッキリするヘッドスパもします!

お客様のお時間をお借りしてる事を心がけて

素早く丁寧に素晴らしく

来年も頑張っていきます!

今年も一年ありがとうございました

また年内気が向いたら変なブログ書きます

文字が脳内に溢れない限り書けません

とりあえず来年もよろしくお願い致します。

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