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僕の家の周りにはたくさんの野鳥がいる。

スズメやカラスはもちろん、
モズや鴨、シラサギにカワセミ。
なんとキジまでうろついている。

きび団子を持っていないところを見ると、
例の有名なキジではなさそうだが。

鳥は好きなのでそんな環境は嬉しい限りなのだが、
ひとつだけ困ったことがある。

うるさいのだ。

なんだか言い回しがバカボンのパパみたいになったが、
とにかくうるさいのだ。

特に朝方、最も気持ちのいい眠りに落ちている頃、
奴らは騒ぎ出す。

何を話しているかはわからないが、
とにかく大声でピーチクパーチク騒いでいる。

鳥は生物学上、
恐竜の直系の子孫だということが最近判明した。
もしかすると彼らは、
再び地球上の生物の頂点に君臨するため、
人類滅亡の算段を立てているかもしれない。

これはまずい。
ちょっと勝手に翻訳してみよう。

「計画進んでる？」

「滞りなく」

「前も言ったけどさ、邪魔が入るんだよね。」

「まじか、うざ」

「だねー」

「おはよー！！ごめん遅れて！」

「あ、モズぴ！おはよー！あれ？クチバシめっちゃいい色！」

「えまってめっちゃかわいいんだけど」

「それな」

「それな」

「てかスズめろとリップかぶってね？」

「はにゃり」

「きまZー！」

「草」

「草」

「じゃユニバの計画はなそー！」

なんだギャルか。
ほっとこ。