THEE 天使の拘束
物理的には内臓と骨と筋肉
そして血と皮膚と毛と
さらに布と空気と木と石と紙と鉄
そんでもって家族だとか恋人だとか配偶者とか
友達や知り合いや
ひいては会社
社会
政府
国
地球
銀河
宇宙
最終的には無
死に向かって加速していく中で
不平等と絶対的な平等の間に挟まれてる
そこにいる間には守ってもらえる
ありがたい
ひとつ言えることは
守られる事は縛られる事
拘束されて身動きができない不自由がんじがらめ
見えない鎖と
数多の監視の中で
ニタニタ笑ったり
シクシク泣いたり
そんな事してるうちにさようなら
守られる事は縛られる事
そんなに悪い気分じゃない
何に縛られるかは自分で決めればいい
バイバイ。