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今日は、最近(でもないですが…)話題のノンシリコンシャンプーについて少しお話します。
 
色々なシリコンがありますので、シリコンをひとまとめにしてお話するのもどうかと思いますが、少し語らせて下さい。
 
シリコン正確に言うとシリコーン(どうでもいいですが)は、いわゆるコーティング剤です。
 
メリットとしては、キューティクルの保護、ツルツルの手触りと艶感、紫外線などに強く日焼けやカラーリングの褪色を防ぎます。
くっつきやすく剥がれにくい特性があり、多くのヘアケア剤、スタイリング剤に使用されていてすぐに効果を感じられます。
この為、サロンなどのノンシリコンシャンプーから市販のシャンプーに変えた時などにやけにサラサラに感じたり、逆にノンシリコンシャンプーに変えたらパサパサに感じたりするわけです。
 
デメリットとしては、傷んだ髪をそのままコーティングしてしまうため、髪の修復ができなくなる事や継続して使い続ける事により、カラーリングやパーマの薬液の浸透が悪くなり思った仕上がりにならない事、地肌に残ってしまうと地肌もコーティングしてしまう事などです。
 
じゃあ、ノンシリコンシャンプーとシリコンシャンプーどっちがいいの？という話ですよね。
(界面活性剤によってもかなり違いがありますので一概には言えませんが…これについて書くと休みが終わってしまいそうなのでやめときます)
 
ぶっちゃけ、特性を理解してうまいこと使い分けて下さいという事なのですが、僕なりの意見としては、シャンプーにはシリコンは、いりません!!
 
トリートメントや洗い流さないトリートメントには必要です!！
 
ってか、入ってないものはほとんどないですが…
 
そして、毎日しっかり落としてあげることです。そのために必要なのは、すすぎです
洗う前、洗った後のすすぎをしっかりしっかりしてください(濡らすだけは、ダメダメ!!)
 
シリコンシャンプーを止められない方もすすぎをしっかりすれば、サロンでのパーマやカラーに弊害は出にくいと思います。又、一週間に一度くらいはしっかり落とせるシャンプーを使うといいでしょう
 
シリコンは、本来安全性が高く無害なものです。
我々、美容師のせいでもあるのですが《シリコン＝悪者》みたいな感じになっていますが、このメリット、デメリット、特性を理解してご使用いただけたらと思います。
 
又、重なってくっついてしまったシリコンはお家ではとれません(ママレモンならとれますが…)、サロンでとりましょう
 
今回のタイトル、ヘアケア豆知識キックオフと言うことでこの続きや補足をケミカル王、小瀬木さんにパスします 小瀬木さんよろしく