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最近見たアマゾンプライムの映画「ブラックボックス」
交通事故で妻を亡くし、自身も記憶障害に苦しむ男性が主人公です。

家の中には至るとこに記憶のメモが
まるで名作「メメント」の様な始まりです。
困難な生活の中幼い娘に助けてもらいながら懸命に生活をする主人公

ある日をきっかけに脳外科へ行き、最新の機会で自分の深層心理に潜り込み、記憶を探るというセラピーを受けるのですが‥

自分の中に知らない他人の心がもう一つあったら‥
自分が存在してるこの世界は存在している保証は？‥
自分自身だと思っていた自分自身が自分自身ではなかったとしたら‥

「世界は自分が振り返った瞬間に構築される」という言葉があります。
つまり現在、自分が見えている範囲のみ世界が構築されていてその他は何もない
という考え方です。
振り返ったり、視線を移すと何もない所に瞬時に世界が構築されてあたかも世界が存在しているという錯覚に陥る考え方です。

馬鹿げているようですが、この理論を打ち破る確証は無いのです。
証明できなければぶっ飛んだ理論も一応存在する事になる。

なんだか色々哲学ちっくな事を考えさせられる映画でした！
気になる方はぜひご覧下さい。